神奈川避難者集団訴訟第二陣 提訴

福島第一原発事故で避難した住民らが口と東電に損害賠償を求めた集団訴訟で、神奈川県内の住民ら5世帯16人が今月3日、横浜地裁に提訴しました。請求額は計約1億6千万円です。

第一陣の住民らが2014年までに約54億円の賠償を求めた同種訴訟では、2019年2月に国と東電に約4億1900万円の賠償を命じましたが、双方が控訴し東京高裁で審理が行われています。

訴状では、東電は事故を想定できたのに対策を怠ったこと、国は東電への規制を怠ったことを主張し、避難を余儀なくされた慰謝料等を求めています。