福島原発事故

中間指針見直し困難

原子力損害賠償紛争審査会の内田貴会長は30日、原発事故による避難者らが国や東電に損害賠償を求めた集団訴訟の最高裁判決が確定するまで、賠償の基準となる中間指針の見直しは困難との見解を明らかにした。 これまでの全国の集団訴訟判決では、地裁・高裁…

賠償で成金が生まれる理由(2)

前回の記事「賠償で成金が生まれる理由(1)」の続きです。まだご覧になっていない方は、そちらから読んでいただければと思います。 さて、前回の記事では、賠償金を毟り取られ、かつそれが一度の払いで解決しない構造となっていることをお伝えしました。こ…

賠償で成金が生まれる理由(1)

東電からの賠償金で、パチンコ三昧の生活を送ったり、レクサスをキャッシュで購入したりと、仕事もせず悠々自適な生活を送る避難者がいると聞いたことはあるでしょうか。 この記事では、賠償金暮らしをする成金の批判をするものではありませんが、なぜそんな…

処理水を海へ流すとどうなるかを考える

本日、政府がトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海洋放出する方針を固めたとのこと。 この話をするにあたり初めに述べておくと、処理水自体は自然界に存在する放射線濃度以下であり有害なものでは無いと言えます。 さて、キチンとした処理を経て流さ…

中間指針では不十分?

東電の賠償指針は、原子力損害賠償紛争審査会が示す「中間指針」を基本として賠償しております。 その指針を十分に斟酌し、請求書パックという形に落とし込み、多額の賠償金を支払ってきました。 例えば、個人の方であれば、精神的損害・避難費用・不動産・…

あの日から現在、そしてこれから先も…

はじめまして 初めてブログを開設しました。よろしくお願いします。 ここでは、2011年3月11日に発生した東京電力福島第一・第二原子力発電所の事故による損害賠償の情報を発信していくブログです。事故から10年を経過しても、なお継続する現在の状況を私な…